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『スマート工場アカデミー<5時限目>』

更新日:1月5日

暑い季節になりました。テレビでは熱中症のニュースが流れているのをよく見ます。

毎年何人かの人達が病院に搬送されています。監督者としては皆の健康を守る為に、

発生に至る原因や傾向を分析して対策を打たなければと思います。

技術屋集団コスモマンの一人「たかし」です。

仕事が充実しているとプライベートも充実するなーとつくづく実感しています。

今回はスマートファクトリーを進めて行くには?というテーマで考えたいと思います。

1.ビジョンと戦略の策定

先ず、スマートファクトリーのビジョンを明確にし、企業戦略と結び付けます。

どのような目標を達成したいのか、スマートファクトリーの導入によって何を実現したいのかを明確にします。

2.現状の評価と課題の洗い出し

現状の製造プロセスやシステムを評価し、改善が必要な領域や課題を洗い出します。

どのような部分が効率化・自動化されるべきなのかを把握します。

3.技術や仕組みの選定

スマートファクトリーを実現するために必要な技術や仕組みを選定します。

自動化機器、IoTデバイス、データ分析ツールなど、必要な技術を検討し、適切なものを選定します。

4.導入計画の策定

スマートファクトリーの導入計画を策定し、段階的に進めるスケジュールを立てます。

リソースや予算の配分も適切に行います。

5.パイロットラインの製作

スマートファクトリーの導入をテストするために、小規模なパイロットラインを製作します。

テストの結果によって、効果測定、課題を洗い出し、実機導入に向け、計画を策定します。

6.関わる人の教育やトレーニング

スマートファクトリーの導入には皆の理解と協力が重要です。

関わる人に対して新たなスキルアップのトレーニングや教育を行い、導入を円滑化します。

7.実機の導入・インフラの整備

実際に工場で使用する設備やシステムを設置します。

必要なネットワークインフラやデータセンターなどの設備を整備します。

データのセキュリティや可用性を確保するための対策も行います。

8.検証と改善

導入後は継続的にデータ分析や評価を行い、スマートファクトリーの効果を検証します。

必要に応じて改造や機能追加行います。

スマートファクトリーの導入は企業にとって大きな変革を伴うため、経営陣と従業員がお互いに協力する事が大切です。

段階的に進めることで、成功率を高めつつ、効果的に導入していくことができます。

コスモ技研では、新たにお取引させて頂く企業様へは「スマートファクトリーを創りましょう」

ではなく、「スマートファクトリーを1STEPずつ進めましょう」という提案をしています。

お客様にとって、お金も労力も多く使うプロジェクトとなる為、初めから最後までプロフェッショナルな

人財がお客様の効率化に向け、誠心誠意取り組ませて頂いています。

炎熱の夏の盛りですが、元気にこの夏を乗り切りましょう!

それでは今月も「ご安全に!」




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